
新現役ネットの現状と今後の活動について【重要】
2022.10.06
会員のみなさま 特定非営利活動法人新現役ネット 理事長 加藤 タキ 事務局長 今村 幸雄 平素より新現役ネットの活動をご支援いただき、改めて厚く御礼申し上げます。 当法人は、現在、設立以来最大の試練の時を迎えています。岡本行夫前理事長の急逝に端を発し、3年に及ぶコロナ禍が、深刻な状況を作りだしています。 「ステイホーム」「自粛」「ソーシャルディスタンス」といった行動規制が日常化する中、外に出て人と交わり刺激を享受しようとする、まさに新現役ネット会員のみなさまのような「アクティヴ・シニア」の活力が削がれ、ご高齢会員を中心に退会される方が相次ぐようになりました。 またご支援いただいている企業にも、社会的変化等に伴う様々な事情が生じ、ご支援の規模縮小(支援額の減少)を招いています。 このような事態に対応するため、下記4点を連絡申し上げます。 1.東京事務所(港区・田町)の移転 当法人では、一丸となって「経費節減」に取り組んでおりますが、その一環として、来年2月末を もって現事務所を閉鎖し、コンパクトなオフィスに移転する予定です。現在、新しい建築物件の 選択を行っております。(移転先につきましては、決定次第お知らせいたします。) 2.会議室の使用期間 上記東京事務所の移転に伴い、現在のA・B両会議室は、本年12月29日をもって使用できなくなります。みなさまにご利用いただく会議室等につきましては、公共の活動スペース等様々な 施設の情報を収集しておりますが、今後はオンライン環境をより積極的に活用し、新事務所ス ペースに加え、必要に応じてその都度外部施設を借りる、という方式を基本に運営して行く予定 です。 3.経費の節減と活動財源の確保 事務所経費の圧縮の他、その他の費用につきましても例外を設けず、あらゆる削減に取り組んで まいります。同時に、会員のみなさまに満足していただき、当法人の存在価値を維持し、高めて いくために、新たな活動財源の確保にも積極的に取り組んでまいります。 4.今後の活動の注力分野 当法人の創始者岡本行夫氏が提唱された如く、日本社会におけるシニア層の活動や発信は、今後ますます重要となり、当法人の活動も、より社会の要請に叶ったものとなっていくべきと考えます。そのために、今後の当法人の活動は、 ①現役世代を含めたシニア層の社会への参画(中小企業支援、在留外国人日本語能力向上サポート等)を促進する。 ②各種ビジネスにおいて蓄積されたシニアの経験や知見を広く社会に還元し、若い世代に継承していく 。 ③地域で活動しているシニアやNPOとの連携や協業を進める。 等に、より注力していく所存です。 以上の諸点を踏まえ、みなさまには重ねてのお願いとなり恐縮ではございますが、下記につきご協力いただければ幸いに存じます。 A. みなさまお一人お一人が周囲にお声がけいただき、新たな会員(正会員)を増やすための活動にご協力いただく。 B. NPO団体として、当法人は、多くのみなさまの経済的ご支援のもとに活動を続けております。みなさまがお持ちのネットワークの中で、新たな支援先となっていただけそうな企業や団体がございましたら、ご紹介ください。 C.上述のとおり、当法人の東京事務所は移転予定です。今までのように、予約すれば使える当法人専用のミーティングスペースが確保できなくなる可能性があります。公共のミーティングスペースを中心に、目下、多くの施設情報の収集に努めておりますが、みなさまがご存じで、使い勝手が良いミーティングスペースがあればご紹介下さい。 D. その他、新たな取り組み等でアイディアをお持ちの方、是非お力をお貸し下さい。 新現役ネットが発足して21年が経過しようとしています。 「新現役ネットの会員さんは良い人ばかり」「安心してお付き合いが出来る」「イベントや勉強会を通して元気がもらえる」といった、多くのありがたい声をいただいています。私たちはこの素晴らしい輪を何とか壊さず維持し、新しいお仲間にも加わっていただき、温かく常に新鮮な新現役ネットを続けてまいる所存です。倍旧のご支援、ご協力、を何卒よろしくお願い申し上げます。 以上