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東京散歩講座編「江戸前の食を考える」【オンライン対応講座】

 

うなぎ・寿司・天ぷら 代表的日本料理を江戸時代に遡って考察する
小林祐一氏(歴史ライター)

 
 

江戸前の食を考える ~うなぎ・すし・天ぷら~ 現代で「江戸前」という言葉は「江戸料理」のような意味合いで用いられることが多いようです。が、本来の「江戸前」は「江戸前浜」の略称で、「江戸のすぐ前に隣接した海」をいいました。そして初期の江戸前浜は隅田川の河口付近をさし、隅田川で穫れたウナギのことを「江戸前ウナギ」と呼んだのが「江戸前」という言葉の始まりという説があります。 その後、「江戸前浜」のエリアは品川沖のあたりまで広がり、やがて「江戸前」は隅田川及び江戸湾での漁によって獲られたばかりの新鮮な魚介類の代名詞となったのです。  勝川春亭「江戸大かばやき(部分)」 ということで、新現役ネットの教室で小林祐一がお話しする最後のテーマは「江戸前」。 「江戸前」を代表する食べ物は、まずはウナギ。そして、新鮮な魚介類を味わうすし。また魚介類を油で揚げて食べたのが天ぷら。今では日本料理の代表ともされるこれらの食は、いずれも、当初は現代と異なる食べ方だったようです。こうした、私たちのくらしとも密着した伝統的な料理について、興味深い歴史や江戸での人気などをお話します。 歌川広重 「東都名所 高輪二十六夜待遊興之図」    次回「東京散歩 最終回」予告 今回の東京散歩講座編「江戸前の食を考える」を受けて、東京散歩最終回は、第1回の開催地「浅草」を再び巡ります。そしてお昼は「江戸前の味」を皆さんとご一緒に賞味して大団円にしたいと思います。 開催予定は9月26日(木)です。詳細は追ってお知らせします。

詳細情報

イベント名 東京散歩講座編「江戸前の食を考える」【オンライン対応講座】
講師 小林祐一氏(歴史ライター)
対象者 全員可
開催日時 2024年8月21日(水) 13:30~15:00
場所 新現役ネット神田会議室
参加費 正会員:1,500円  準会員:2,000円  一般参加者:2,000円  
支払い方法:
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